パート社員にも慶弔休暇は必要ですか?



結婚や出産の慶事や親族の葬儀等の弔事の休暇についてです。
正社員には付与していますが、パート社員にも付与する必要がありますか?



短時間・有期雇用労働者に対しても、正社員と同一の慶弔休暇を付与しなければなりません。
ガイドラインでは慶弔休暇は雇用形態に関わらず、原則として正社員と同一の付与することが求められています。

ただし、以下のような例は問題になりません。
週2日や3日といった短日数勤務で働くパート社員の場合です。
その場合には、「原則として勤務日の振替で対応し、それが困難な場合のみ慶弔休暇を付与する」といった定めます。
または、正社員との所定労働日数の違いに比例した形で日数を調整し、付与することは許容範囲といえるでしょう。

しかし、慶弔休暇の目的を考えると、正社員もパート社員との間に違いはありません。
したがって、同様に付与することが妥当と思われます。