社内留学制度でモチベーションアップ!
社内留学制度でモチベーションアップ!
2019/5/30
ジャンル 労務 / 評価
事件の概要、ご相談内容
デザイナーで採用した社員います。お客様と接しない環境ですので、営業が希望する商品やお客様のニーズを考えた商品ではなく、自分好みの商品開発ばかりに専念しています。
そこで、お客様のニーズを知ってもらうために、販売直営店でも販売員に配置転換するつもりなのですが、何か問題はありますか。給与は今より下がります。また、勤務もシフト制になるので、今までのような完全週休2日制ではなくなります。
経営者の主張
販売製造販売会社なので、製造部門(とくにデザイナー)にもお客様のニーズをわかってほしいです。そのために配置転換すると、勤務体系や給与面が下がるので不利益にならないか心配です。
解決のポイント
デザイナーとしてのスキルアップが目的であれば、一時的な研修と考えてもらいます。社内間の他部署の業務を一定期間経験するための社内留学制度を導入しました。6か月以上から1年程度、他部署の業務を経験することが研修であると考え、その間の給与も現職種の給与を保障します。この給与を研修コストを考えます。これらの内容を就業規則に規定して運用となりました。
事業者規模情報
小売業|従業員20名