働き方に関する調査結果

株式会社NTTデータ経営研究所とNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、「NTTコム リサーチ」登録モニターを対象に、「働き方に関する調査」を実施し、その結果を公表しました。

本調査は、2015年より毎年「働き方改革」の取り組み状況を調査しているものです。

 

調査結果のポイント

1.働き方改革に取り組んでいる企業の割合

  • 取り組んでいる    49.3%
  • 取り組んでいない   34.0%
  • わからない      16.8%
※働き方改革に取り組む企業は昨年度比で10.4ポイント増加。
本調査開始以来最大の増加割合となり、全体の49.3%となっています。(38.9%→49.3%)

2.働き方改革に取り組んでいる企業のプラスの変化

 
  • 休暇が取得しやすくなっている       37.3%
  • 労働時間が減少している          30.3%
  • 気持ちに余裕が生まれている        21.6%
  • プライベートとの両立が容易になっている  12.2%
  • 健康状態が良くなっている         11.5%
  • 生産性が向上している           11.0%
  • ハラスメントが減少している(なくなった)   6.9%
  • やらされ感」が減少している         6.9%
  • 勤続以降が向上した              6.8%
  • 部下に対するマネジメントがしやすくなった   4.2%
  • 収入が増加している              3.3%
  • 成長・昇進意欲が向上した           2.6%
  • プラスの変化はない            29.6%
3.過去1年間の取得できた休暇日数・時間への満足
 
  • とても満足している   11.5%
  • まあ満足している    35.0%
  • どちらとも言えない   33.2%
  • やや不満である     11.7%
  • 不満である         8.7%

◇調査結果の詳細は下記でご覧いただけます。
 https://www.nttdata-strategy.com/aboutus/newsrelease/190705/supplementing01.html#summary

働き方改革により労働時間短縮や休暇取得が進む一方で、
プラスの変化はないという回答が3割あります。

働き方改革がどれだけ従業員のモチベーションや生産性の向上につながるのか?
始まったばかりですが、その効果の測定は難しいように思います。