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賞与は労働基準法ではない
12月になり賞与を支給する企業様も多いのではないでしょうか? 多くの企業様の就業規則に賞与の記載があります。 第〇条 賞与は、利益分配金として会社の業績等を勘案し、原則として年に2回、〇月と〇月に支給する。 ただし、会社の業績の著しい低下その他やむを得ない事由がある場合には、支給時期を延期し、または支給しないことがある。 ただ、多くの企業では業績に関係なく、殆ど ...続きを見る
就業規則はひな形で十分??
先日、就業規則の相談を受けました。 業界に詳しい社会保険労務士に作成してもらったようです。 「私のような小規模な会社では、作ってもらった内容を守るのは難しい。 ただ、どの条文を削除しても良いのかも分からない」 とのことです。 内容はひな形? 就業規則をよく見ると、行政サイトからダウンロードできる就業規則のひな形とよく似ています。 もちろん、ひな形 ...続きを見る
賞与が基本給に連動するのが普通?
多くの企業で支給する賞与。なぜか月給の基本給に関係していますよね。 たとえば、基本給の3か月など。 お聞きした殆どの企業様が「とくに理由はないよ、目安かな?」という回答です。 基本給に連動される必要は全くないです。 賞与は、労働に対する賃金ではありません。 労働基準法上の取扱いは次のとおりです。 「定期又は臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給 ...続きを見る
同一労働・同一賃金は職務給制度?
同一労働・同一賃金が本格的となります。 一体、どんな制度なのか?言葉だけ見れば同じ仕事は同じ賃金と思いますね。 これとよく似た制度に昔から職務給制度があります。 これは、職務(職種)に対して評価し、賃金を支払う制度です。 たとえば、製造販売会社に営業、製造、事務職があるとします。 営業職は4等級、製造職は3等級などというようにそれぞれに職務等級をもうけ ...続きを見る
代表的な人事制度って?
今回は日本の代表的な人事制度である職能資格制度を紹介します。 職能資格制度は、職能(職務遂行能力)資格制度に基づいた人事賃金制度です。 これまでも多くの企業で導入されています。 賃金の基本給を年齢給と職能給の2つに分けています。 年齢給は言葉どおりで、年齢に応じて(なかには勤続給なる社歴にも応じて)支給します。 職能給は能力に応じて支給します。 具体的 ...続きを見る
評価ソフトと人事評価制度
最近、人事考課を瞬時にしてしまうソフトがたくさん販売され、かなり売れているようです。 主な機能は質問項目へ入力し、ランクを振り分け、そのランクの係数を掛けるなどで評価点数を算出できるものです。 そして、もっとも重要な機能は評価項目を簡単に作成できることです。 あらかじめ用意された項目から自社にあった項目を選択するだけ、その評価する従業員の評価項目ができて ...続きを見る