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「人」を人件費から資産へ
「人」を人件費から資産へ。 2017年10月、起業して以来の当社の理念です。 人材を人財というのはよく見聞きします。 人財というのはもちろん当て字です。 その人財が意味するのは「企業の財産になる人=企業にとって有益な従業員である」ということ。 おそらく、この意味は数百年以上前からの概念で、だれも疑うことはないでしょう。 しかし、ここ数十年、高度経済成長期を終 ...続きを見る
人事評価は万能なのか?
最近、同一労働・同一賃金も影響しているのか、人事評価制度の導入を支援する広告をよく見かけます。 キャッチコピーには 人事評価は人材育成になる 業績が向上する 社員のモチベーションが向上する などです。 確かにそうした一面はあると思います。 しかし、これらは本当にそうなのでしょうか。 画一的な評価項目で社員を評価することで、本当に評価できるのでしょ ...続きを見る
評価制度でもっとも大切なことは・・・
評価の目的は何なのでしょうか? 給与額を決めるため、社員のモチベーション向上、人材育成のためなどさまざまな理由をお聞きします。 しかし、上手くいかない企業も少なくありません。 評価ソフトや評価制度を変えるだけでは上手くいきません。 では、なぜ上手くいかないのでしょうか。 評価制度を運用するのも人です。 人は社内の風土=組織風土を形成します。 その組織風土 ...続きを見る
変形労働時間制にすれば時間外労働はなくなる?
この変形労働時間制を導入しても時間外労働はなくなりません。 では、今回は最もポピュラーな1か月単位の変形労働時間制で説明したいと思います。 この変形労働時間制は1か月以内の一定期間を平均し1週間の労働時間が40時間以内にするものです。 総労働時間を確認する 具体的な例をあげながらご説明しましょう。 まずは1月間の所定労働時間の総枠を求めます。 1週 ...続きを見る
労働時間はどこからどこまで?
労働者が賃金を請求する際に基本となるものは何でしょうか? 労働基準法第32条は以下のとおり規定されています。 使用者は、労働者に休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない。 この40時間の認識が非常に重要となります。 そこでよくお聞きするのは変形労働時間制の話です。 変形労働時間とは1週間単位、1か月単位、1年単位があります。 一定の期 ...続きを見る
退職金制度のリスクマネジメント
退職金をリスクマネジメントの観点から考えるには、ポイントが3点あります。 人材フロー・マネジメントから見た退職金支給カーブのあり方 ルールの確立と制度変更の注意点 支給原資の保全手段の選択と財務上のリスク 人材フロー・マネジメント 人事戦略を考える際にもっとも重視しなければならないポイントは、採用から退職までの人材フローのマネジメントを一貫 ...続きを見る
評価制度と人材リスク
評価制度とは社員の能力、勤務態度、成果などを評価します。 そして、昇格および昇給や賞与を決定する要素です。 評価制度は公平で客観的であることが重要であると言われることが多いです。 しかし、注意しないと社員のやる気を失わせるリスクもありますね。 「総合的に」や「客観的に」という言葉は曖昧な印象を感じませんか? 評価制度で最も重要なことは透明性と納得性 ...続きを見る
給与制度と人材リスク
給与制度は社員が企業に貢献してくれたことの対価として支給する制度です。 適切な給与制度は社員を活性化します。 しかし、その設計を間違えると祉員のやる気を失わせる、業績が上がらないのに人件費が増加するリスクなどが発生します。 やる気を失わせるリスク 次のような給与制度は社員を活性化 自分の能力、勤務態度、成果などに対して正当な給与が支給されていると感 ...続きを見る