同一労働・同一賃金が本格的となります。
一体、どんな制度なのか?言葉だけ見れば同じ仕事は同じ賃金と思いますね。
これとよく似た制度に昔から職務給制度があります。
これは、職務(職種)に対して評価し、賃金を支払う制度です。
たとえば、製造販売会社に営業、製造、事務職があるとします。
営業職は4等級、製造職は3等級などというようにそれぞれに職務等級をもうけます。
職務段階も習熟年数も異なるようにし、上限額を設計します。
この賃金制度のメリットは
すぐに会社に貢献できる人はそれだけ早く昇給する仕組みですので、若い人には魅力的でしょう。
では、デメリットです。
配置転換を頻繁に行う日本では運用が難しいこともあります。
また、人件費を考えると利益がでない仕事を請け負うこともあります。
そうした場合、その仕事を引き受けることができないために雇用が喪失されてしまう。
など、リアルな問題がより顕在化されると思われます。
法律が施行されるまでに十分な検討が必要ですね。
一体、どんな制度なのか?言葉だけ見れば同じ仕事は同じ賃金と思いますね。
これとよく似た制度に昔から職務給制度があります。
これは、職務(職種)に対して評価し、賃金を支払う制度です。
たとえば、製造販売会社に営業、製造、事務職があるとします。
営業職は4等級、製造職は3等級などというようにそれぞれに職務等級をもうけます。
職務段階も習熟年数も異なるようにし、上限額を設計します。
この賃金制度のメリットは
- 年齢、勤続などは無関係。
- 能力を伸ばせば、短い期間でも賃金が上がります。
- 定期昇給していきません。
すぐに会社に貢献できる人はそれだけ早く昇給する仕組みですので、若い人には魅力的でしょう。
では、デメリットです。
- 職務(職種)に対して賃金を決定しているため、職務転換すると賃金が変わる。
- 一定の水準まで到達しますと、それ以上昇給しない。
配置転換を頻繁に行う日本では運用が難しいこともあります。
また、人件費を考えると利益がでない仕事を請け負うこともあります。
そうした場合、その仕事を引き受けることができないために雇用が喪失されてしまう。
など、リアルな問題がより顕在化されると思われます。
法律が施行されるまでに十分な検討が必要ですね。
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